どうも!なぎです。
新婚夫婦(子どもは1歳)のお宅に
14日間も居候してきました。
僕「ただいまー」
親友の奥さん「おかえりー!」
この幸せを味わってきたんですよ。
たぶんいま人生で一番『結婚したい』って思ってるけど、夫婦生活も子育てもやっていける自信、皆無です。(まず相手探せ)
— なぎ@3年目ブロガー (@nagibrno) 2017年7月10日
居候生活も終盤に差し掛かったときに
思わずツイートしてしまいました。
『居候なんてくっそ迷惑な奴だな』と思ったあなたへ。
大正解です。
(ぐうの音も出ない)
僕が迷惑なヤツだという事実は置いておくとして。
『結婚生活を疑似体験』なんて
滅多にできないことだと思うので
この非日常から学んだことを残しておきます。
快く迎え入れてくれた親友夫妻に感謝しつつ
将来、結婚を考えている独身男性たちに向けて
思いの丈を綴っていきます。
【居候の経緯】ある日夕飯を食べに行った
まずは簡単にですが、経緯をね。
お世話になったのは大学時代からの親友のA君。
奥さんとも学生時代から仲良くさせてもらっていました。
『今度ウチにご飯食べに来なよ』
そんな嬉しい言葉を頂き、食べに行ったんですね。
奥さんの作るロールキャベツが最高に美味しかったので
「こんな美味しい料理を毎日食べれるなんて幸せだなあ...」
ほとんど涙しながらそう呟いたんですよ。
ここから話はトントン拍子。
A君「毎日食べにくれば?(笑)」
奥さん「なぎ君だったら毎日でもいいよ(笑)」
A君「○○(子どもの名前)も遊び相手ができて嬉しいよね」
なぎ「さすがに毎日来るのは申し訳ないよ(笑)」
A君「遠慮する仲でもないだろ」
奥さん「A君の部屋使ってないから泊まっていけば?」
A君「そうそう!自由につかって!」
お言葉に甘えました
そんな感じで居候してみることに。
疑似結婚生活を経て学んだ3つのこと
学びというと大袈裟かもしれないけど、僕が感じたこと/覚えておきたいことをありのままに綴っていきますね。
とにかく学びが多かったです。刺激的すぎた。結婚生活を疑似体験できたら『離婚率さがりそう!』とも思ったけどそもそも結婚する人たちが減るのかな。
1.『家族のためなら仕事を頑張れる』は本当だった。
結婚って素敵!
ありきたりな感想だけどやっぱりこれが一番ですね。
結婚したいなーと心から思いました。
- お互い支え合いながらの生活が素敵
- 子どものための『良きパートナー』という関係も素敵
- 辛い仕事も頑張ろうという気持ちになる
- 毎日が明るく前向きな気分になれる
- ハプニング続きだけどそれもまた楽しめる
- ありふれた毎日に幸せを感じられる
思い出しながら書いてると泣きそうになりますね(笑)
家族のためなら仕事も頑張れる。
これは本当にその通りでした。
ありふれた毎日に、彩りを。
結婚ってそんなキャッチコピーなのかな。
- 夫(大手企業勤務)
- 奥さん(専業主婦)
- 子ども(1歳)
- 駅近アパート2LDK(家賃12万くらい)
僕が居候させてもらったお宅の情報はこんな感じ。
家賃高っ!結婚なんて無理...!
そんな現実も垣間見た気がする。
2.『家族サービス』じゃない。大事な時間。
僕が何気なくいった言葉への返答にハッとさせられました。
なぎ『平日は遅くまで仕事、土日は家族サービスって大変だね』
親友『いやいや、そんなことないよ。むしろ一緒に過ごせる大事な時間だからね。「家族サービス」っていうと"してあげてる感じ"があるけど、そんなんじゃないからなあ。本当に貴重な時間だよ。」
自分考えが如何に浅はかだったか。「家族サービス」って世間でよく耳にする言葉だけど、そんな気持ちで結婚してしまうと良い夫・良い父親にはなれないよなーと猛省しました。
『自然と家族の優先順位が一番になるよ。自分のことは一番下だなあ』ぼそっとそういっていた親友の姿が、本当にカッコ良かった。
3.子育ては想像以上に大変なことだった。覚悟を持とう。
結婚したら子どもがほしいなーなんて漠然とですが思っていました。親になる覚悟なんて全くできていなかった。子育てってめちゃくちゃ大変なんですね。情報としては知っていたつもりだったけど、体験してみると想像を遥かにこえていました。
『子どもが生まれて初めて、自分の親の偉大さを知る』っていうけど、親って本当に凄いなーと感動しています。何が大変そうだったかを箇条書きにしておきますね。
- おむつは日に5~10回くらい替える
- ミルクを3-4時間に1度あげる
- 何でも口に入れるから気を張る
- あらゆることに気をつかいたくなる
- とにかく元気よく泣く。
- 出かける場所や時間に気を遣う
- ご近所付き合いも結構大変そう
- 24時間365日、親である。
(子供がいると)
24時間365日、親。
これもまたハッとさせられました。
その他、奥さんから頂いた有難い言葉を記しておきます。
『父親がどれだけ育児をしてくれるかで大変さが全然違うよ!夫が全く育児をしてくれない人だったら...なんて考えてたくもないくらいよ(笑)』
『"産後うつ"とかっていうでしょ?出産後1ヶ月くらいは本当に情緒不安定だったよ。ホルモンバランスが崩れてるとかなんだろうなーって今だと冷静に思えるんだけど、当時は本気で離婚しようと思ってた。あはは。』
『(俺、何もできない気がする...という言葉を受けて)何もできなくたっていいんだけど、飲みに行ったりとか同期を遊びに行くとか控えるくらいできるでしょう?そばにいてくれるだけで良かったんだけどなあ。ちょっと気遣ってくれるだけで救われるんだよ。』
【心に残った言葉】『恋愛と結婚は別』という奥さんの言葉が深かった
何気ない会話の中で「恋愛と結婚は別だからねー」という言葉を耳にして、奥さんに質問を投げかけてみた。回答は以下の通り。
ただ付き合うだけだったら、私はこの人を選んでいなかったと思う。だって今まで付き合ってきた人とほとんど正反対だったし、全然タイプじゃないんだもん(笑)
でも不思議と「この人だったらいろんなことを許しちゃいそう」と思ったの。私は昔から恋愛と結婚って全然違うなーと思っていたんだよね。結婚ってなると好きだけじゃやっていけないじゃない?だって、好きじゃなくなっても逃げられないんだから。だから「許せるかどうか」って価値観を大事にしたかったのね。あ、彼と結婚したのは漠然と結婚したいなーと思っていた時期に『将来を見据えて付き合ってほしい』っていってくれたのもあるんだけどね(照笑) タイミングも大事よ。
要約すると、好きの延長で結婚をすると(いずれ訪れるであろう)好きじゃなくなったときに困る。だから「相手を許せるか」どうかを考えた。
僕には全くなかった考え方でした。すごい。『恋愛結婚になってから離婚率が増えた』みたいな話も聞いたことがあるし、好きの延長で結婚しないのもありなのかなあ...なんて考えちゃいました。まだ答えは出ていない。
『相手を許せるかどうか』
覚えておきたい。
最後に
貴重な体験をさせてくれてありがとう。
親友と奥さんの大好きなしゃぶしゃぶ温野菜にて。
出世したらもう少し高めのお店に、ね(笑)
幸せとは何か?
ちょっとだけ
わかった気がする。
いつか結婚しよう!っと。
ではまた
なぎ