- 仕事の断り方がわからない
- あらゆる誘いを断りたいのに断れない
- 無駄な飲み会の誘いを断りたい
上記のような悩みを抱えているみなさん。
『エッセンシャル思考』で乗り越えましょう。
僕も最近エッセンシャル思考に感化された1人です。
- 本当に必要なことは何か?
- どのように見極めていくか?
- 選ぶことを放棄してはならない
こういった趣旨を伝えてくれる良著です。
エッセンシャル思考では数ある選択肢から
本当にやらねばならない1つのことを選ぶため
多数を断ることが必要になるんですね。
本著の中でもp.174~179において
『上手に断る方法』がまとめられています。
1ヶ月近くかけて実際にやってみたので
成果をまとめておきたいと思います。
- 【結論】自分にあった断り方をマスターしよう
- 断り方のレパートリーを増やそう
- 1.とりあえず黙る
- 2.代替案を出す
- 3.予定を確認して折り返します
- 4.自動返信メールを使う
- 5.どの仕事を後回しにしますか?
- 6.冗談めかして断る
- 7.肯定を使って否定する
- 8.別の人を紹介する
- まとめ│断る勇気を持とう
【結論】自分にあった断り方をマスターしよう
自分にあった方法を意識して使いこなせばノーを上手く伝えられる!
これが1ヶ月トライしてみた結論です。
僕は『代案を提示』と『コミュ力』のハイブリッドで
無駄だと思う誘いを断りまくってます。
本を読むだけじゃなくて実際にやってみると
自分に合うものとそうでないものの違いが
痛いくらいわかりました。
1つずつご紹介していきますね。
断り方のレパートリーを増やそう
1.とりあえず黙る
気まずい沈黙を怖がらず、沈黙を味方につけよう。誰かに何かを頼まれたら、少しだけ黙ってみるのだ。ゆっくり3つ数えてそれご自分の意見を言う。もう少し慣れたら、相手が気まずくなってが何か言うまでじっと待ってみよう。
黙って効果があるかどうかはキャラにもよりそうだ。
読んだ時の感想はそんな感じ。
果たして自分に合っているのだろうか?
【上手な断り方1】先輩からの声かけにとりあえず黙ってみた
ちょっとお願いがあるんだけど
はい!何でしょうか。
次回の報告会で○○を使いたいから、明後日までにデータを用意してもらえないかな?
(とりあえず黙る。1...2...3...)}
すいません、明後日は厳しいですね。
こんな会話を繰り広げました。
僕は結局、断りきることができず断念。
もともと会話のテンポが良い方なので
3秒も黙るのはめちゃくちゃ苦痛でしたね。
何かを考えているフリをせねばならず
自分でも笑っちゃいそうになりました。
『とりあえず黙る』は断念。
2.代替案を出す
代替案を出して、相手に歩み寄りながら断ろう。先日メールでお茶に誘われたとき、私はこう答えた。
「今はほんの執筆で手いっぱいなんです。でも、書き終わったらぜひご一緒させてください。夏の終わり頃でどうでしょう?」
メールはノーを言う練習にちょうどいい。文章を何度も推敲できるし、直接顔を見なくてすむからだ。
『代案を出す』のはとても素敵ですね。
こんな断られ方なら自分が誘った場合でも嬉しいし。
代案を先延ばしにすれば実質完全に断ったのと同じでは?
という大発見をした気分でした(笑)
【上手な断り方2】メールで飲み会の誘いを断ってみた
- ○○日に飲みにいかない?
- そろそろ近日中に飲みに行こうよ!
こんな誘いがメールで来ることってありますよね。
僕は以下のように断りました。
【メールの返信例文】
『ごめん、最近英会話に通ってて平日は時間取れないんだよね。3ヶ月は続けなきゃいけらないから、落ち着いた頃に飲みに行こう!こっちから連絡するよ。』
どこまで本当かわからない断り方ですが
『代案を出す』ことで角が立たない気がします。
相手に好意があることを伝えられるなあと。
断るときは代案を出していこう。
3.予定を確認して折り返します
いったん時間をおいて考えると、断ることが容易になる。その場でついひきうけてしまうことがなくなり、自分のペースで仕事ができるようになった。
予定確認しますね~は便利ですよね。
いったん間をおいて考える習慣をつけたいところだが
予定を確認したところで断れない気がするぞ。
【上手な断り方3】予定を確認して折返すを実践してみた
予定を確認して折り返します!を実践してみましたが、僕はダメでした。
僕のような下っ端は確認しても特に予定がなく
結局、仕事を引き受けられてしまうのです。
ただ、雑務を引き受ける頻度は減りましたね。
『ちょっと予定を確認させてください』
そういって確認している間に
頼んだ相手が自分で済ませてしまったり
他の誰かに依頼をしていたりして
僕がやる必要がなくなっていることも増えた気がします。
意外と便利なフレーズだなーと感じてます。
これって大事なお願いであったり、自分が成長できるかもしれない機会を逸するかもしれないってことだとも思うので、本当に大事なものを見極める力が必要となる断り方だと感じています。
まあ、『本当に大事な依頼』であれば
予定を確認する程度の時間なら待ってくれそうだけど。
4.自動返信メールを使う
私はこの本を書いているあいだ、「執筆のために、隠遁中」という件名の自動返信メールを設定していた。「現在、本の執筆に追われております。返信が遅くなりますが、どうかご理解ください。」
仕事の特性や社内の雰囲気によっては
かなり有効な一手になる気がします。
相手に自分の状況を理解してもらう
断るというよりは前置きをいれるのには
とても良さそうですね!
【上手な断り方4】自動返信メールは使えなかった?
休暇中にしか使えませんでした
僕はいたって普通のサラリーマンなので
在席してるのに『忙しい』という理由で
自動返信メールを使うなんて無理でした。
返信が遅くなりそうなときに使うのは
もしかしたらありかもしれません。
いや、僕は社風的に無理ですね。
『いま忙しいんで返信遅れます』
なんて趣旨の自動返信を入れていたら
下っ端のくせに...と上司から怒られそうです。
5.どの仕事を後回しにしますか?
単にノーを言うのが難しければ、上司にトレードオフを意識させよう。
「はい、ではこの仕事を優先でやります。今抱えている仕事のうち、どれを後回しにしましょうか?」
後回しにしますか?と直接的には聞けないので
『優先順位をすり合わせる』気持ちで。
仕事の優先順位はめちゃくちゃ大事だと思う。
【上手な断り方5】仕事の優先順位を明確にしてみた
新しく何かを引き受けるときに
仕事の優先順位を明確にするように心がけたら
いままでよりストレスが半減しました。
今までの仕事はここまでやりきります。
その後は先ほど引き受けた仕事を優先で進めていいですか?
こんなコミュニケーションをとることで
仕事の優先順位を明確にすることができました。
優先順位を決めるというと本著の趣旨である
『仕事を断る』という側面は弱くなりますが
抱えすぎてパンクすることもなくなるので
ものすごく良い考え方だと実感してます。
上司との密なコミュニケーションの一環
そういう認識だと納得ですね。
6.冗談めかして断る
仲の良い間柄であれば
冗談っぽく断るのもgood!
【上手な断り方6】冗談っぽく断るを実践してみた
今度マラソン出ようよ!
いやあ、もう歳だから無理よ(笑)
冗談っぽく断るのは慣れてましたので
日頃からよくやっています。
親しい間柄でないと通じませんが
ちょっとノリの良い先輩が相手でも
ガンガン使っています。
不快に思っている様子もないので
冗談っぽく・テンション高めに断るのは
結構有効かもしれません。
『コミュ力』を発揮することが重要かな。
7.肯定を使って否定する
喜んで引き受けるふりをして、実は断るという高度なテクニック。たとえば「どうぞ僕の車を使ってください。キーを置いておきますね。」親切な言葉を使いながら、運転は引き受けないという意志をきっぱりと表現している。
うーん、賢い人の断り方ですね。
コミュ力の高い異性に多い気がします。なんとなく。
【上手な断り方7】肯定を使って否定してみた
高度なテクニックですが有効でした。
これもコミュ力ですね。
日頃からの準備が大切です。
なぎくん、○○の使い方教えてほしいんだけど。
もちろんです!手順書と説明資料送りますね。(直接時間はとらないよ)
直接教える気はゼロだということです。
この断り方をするためには準備が必要です。
自業務でいずれ誰かに聞かれそうなことを
ちょっとした資料にまとめておく習慣がつきました。
断るためのビジネスハックですね。
8.別の人を紹介する
「僕は無理ですけど、彼は興味を示すんじゃないかな」と言って、別の人にまわしてしまおう。自分を見込んで特別に頼んでくれたと思いたいところだが、実際は誰がやってもいい場合がほとんどだ。
『誰がやってもいい場合がほとんど』
たいていの仕事なんてそんなもんですよね。
【上手な断り方8】別の人を紹介するために日頃のコミュニケーションを強化した
別の人を紹介するためには
- 何を知っている人なのか
- どんな業務をしている人なのか
- どんな悩みを抱えている人なのか
- 何に興味を持っている人なのか
その人に対するあらゆる情報が必要でした。
日頃の雑談で困りごとを聞いて置いたり
相手の業務の話に興味を持ったりすることで
『○○さんが詳しいはずなので聞いてみてください!』
なんて言えるようになってきました。
断るためにも日頃の情報収集や
密なコミュニケーションが必要だなあと
痛いくらいに実感しています。
まとめ│断る勇気を持とう
断っても意外となんとかなる。
断る勇気を持ってくださいね。
われわれに必要なのは、もっとゆっくりイエスを言い、もっとすばやくノーを言うことだ―トム・フリールCEO エッセンシャル思考p.179
ではまた
なぎ