【追記@2018年1月29日】
どうも!なぎです。
16卒で大手自動車関係メーカーに就職。
もうすぐ社会人3年目になろうとしています。
第一線で活躍している先輩たちを見て
きっとこういう人材を欲しているんだろうな。
なんて思いながら過ごしています。
本日のテーマは
「面接におけるたった1つの視点と5つのコツ」です。
面接にフォーカスして書きますね。
もちろん実体験ベースで。
転職とかにも役立つんじゃないでしょうか。我ながらどこにでもありそうなタイトルだなーと思いますが理系院生→もうすぐ社会人3年目の視点で書かれているものはなかなかないと思います。
ただでさえ理系院生なんて絶滅危惧種みたいなもんで文系学生に比べたら数が圧倒的に少ないですからね。なくて当然です。
面接の採用基準って複雑で曖昧ですよね?でも僕は明確なものが1つだけあるんじゃないかなと思っています。
- 【最重要事項】視点はこれ!何度も唱えて覚えてね
- 【面接のコツ1】研究に関する説明では専門用語を使うな。
- 【面接のコツ2】素直さが大事
- 【面接のコツ3】結論が先。アンサーファースト。
- 【面接のコツ5】面接はキャッチボールだよ
- 【まとめ】1つの視点と5つのコツ
【最重要事項】視点はこれ!何度も唱えて覚えてね
面接官があなたと一緒に働きたいと思うかどうか
これです。この視点を忘れなければ、面接なんて楽勝です。
肝に銘じておいてください。
一緒に働きたいと思う人はどんな人かな?と考えて演じてください。
ありのままのあなたを受け入れてくれる企業なんて、ほぼないです。
厳しすぎる言い方になりましたが「考えて演じてください」と伝えたのはそういうことです。やりたいことをすぐにやらせてくれる企業は稀有ですし、何より大事な仕事を新人に任せられるはずがないですからね。
面接の大前提として、面接官は「あなた」という人を限られた時間で知ろうとしています。面接開始冒頭から落とす気でいる面接官は皆無です、おそらく。
さて、それを踏まえて、面接で大事な5つの心得を書いていきますね。
【面接のコツ1】研究に関する説明では専門用語を使うな。
さっそく理系院生特有の話になっちゃいましたね。
なぜ研究の質問をするか考えたことがありますか?
- あなたの研究内容を知りたいから?
- 専門性があるかをみたいから?
いいえ、違います。
あなたを知りたいんです。
2年程度で身に付けてきた専門性なんてあってないようなものですから。僕のように調子に乗りませんように。「専門性も少しはあるよ」くらいのニュアンスでいこうね。
研究を通じて(説明させて)あなたの人間性を知りたい。
そう考えるようにすると
- どのようにして研究に取り組んだのか。
- そもそもなぜその分野に興味があったのか。
- 何に苦労してきたのか。
- 苦労したときにどのように対応したのか。
こんなことが気になってきますよね。
面接で聞きたいのは研究を通じた人柄。
僕は上記のことをESに盛り込んでいました。
間違っても専門用語の羅列にならないように。
専門用語を使えばいいと思っている人が多すぎる。哀れだ。
ESを読む気にも、聞く気にもならないですよ。
だって、面接官はあなたの研究になんて興味ないですからね。
小学生でもわかる言葉で書きましょう。
論理性や専門性があると思ってもらいたのであれば
研究内容ではなく、口調や話の組み立て方で伝えていきましょう。
【面接のコツ2】素直さが大事
わからないことは
わからないと言う
その勇気を持とう。
相手はそれなりの数の学生を相手にしてきていますし
質問してくることに関しては、プロフェッショナルです。
知らないことには知らないという言いましょう。
「知らなかったという事実」
それだけで合否が決まるなんてことはないですから。
でも面接だったら、ポジティブに言い訳をしてくださいね。
即答で「わからない」は、だめですよ。
ちゃんと考えてください。
そのあとどうしてもわからないならその旨を素直に伝える。
- 「○○って知ってる?(わかる?説明して?等々)」
- 「(頭が真っ白になって即答で)わかりません。」
これだとさすがに落ちます。
ではどうするか?
オススメは
- 前置きをしながら
- 予め用意していた考えに結びつけた上で
- フォローする
という方法。
さすがに例を出したほうがいいですかね。
具体的な会社名を挙げると
自動車メーカーのM社を受けたときのこと。
(広島のお好み焼きおいしかったな)
技術者として数十年勤務してきたであろう
偉い人たちとの面接にて。
弊社のスカイアクティブってどんな技術か知ってる?説明してみてくれるかな。
(やべぇ、名前しか知らない)
これにはさすがに困った。
いかんせん自動車業界に興味がなかったので...
スカイアクティブなんて名前しか知りません。
完全に勉強不足ですね。
僕は即座に上の方法をとりました。
(少し考えて)申し訳ありません。
勉強不足で技術を正確に理解していないので説明できませんが…(前置き)
消費者として持っているイメージをお伝えすると、
走る歓びを追求しているユーザーのための技術だと思っています。
(予め用意していた答え=企業理念に近い)
技術的な理解についてはこれから勉強したいと思います。(フォロー)
これ、技術の説明なんかになってないですよね。
質問の答えにはぎりぎりなっているかな?くらい。
でも自信たっぷりに言いきりました。
わからないことをわからない。
勉強不足を認める。
前向きなフォローを忘れずに。
これは非常に大事な点です。
【面接のコツ3】結論が先。アンサーファースト。
自信をもってハキハキと。
アンサーファーストで。
ハキハキと答えるなんて本当に当たり前なので書きたくないのですが意外とできていないことが多い。なので、少し声を大きく・元気よく話すだけで印象に残ります。
アンサーファースト(質問の答えを先に言う)はもっとできていない人が多い。
ナチュラルにできるひとは3割程度じゃないかな?
僕のような残りの人たちにとっては
練習してようやくできるようになる「スキル」です。
意識してください。練習してください。
結論を最初に言う。
- 「(結論)です。というのも~~」です。
というのも~~は便利ですよ!口語ですけどね。
【面接のコツ4】面接なんて数に比例して上手くなるもの
面接は場数だからとにかく数をこなせ。
わりと場数でどうにかなります。
同じようなことを聞かれますしね。
僕は全然違う業界を受けて練習をしていました。
「君はエンジニアじゃなくて、ウチみたいな会社が向いているねえ」
なんて言われて詐欺師にでもなった気分でした。
挙句の果てに
「私は、君みたいな人が好きですよ。」って告白されました。
もちろん男性に。
場数を多くするうえでのデメリットは時間とお金のコスト面。
そして志望理由を練るのが少し大変ということくらいしかないです。
ああ、あと、友達との練習もいいですよ。
忌憚のない意見をもらえるはず。
自分の癖がみえてきたりもします。
僕は姿勢が前のめりになりがちでした。
【面接のコツ5】面接はキャッチボールだよ
相手も人間。キャッチボールを楽しんで。
いっそ、楽しませるくらい。
面接を楽しむ。めちゃくちゃ重要です。
だって、一緒に働きたいと思うかどうかだから。
面接はキャッチボールというけれど、本当にそうですよ。
「今日は僕のために時間をとってくださってありがとうございます」
声にださずとも、こう思うことが重要です。
最終面接に近くなればなるほど、相手の役職もあがっていきます。
そんな人が、しがない学生の面接に付き合ってくれているんです。
自分の考えをだまって聞いてくれるんですよ?
これってありがたくないですかね。
少なくとも僕は、ありがたいことだなあと思っていたので
「一面接、一笑い」を心がけて、面接官を絶対わらかしたるで!って思ってました。
バリバリの関東人ですけど、関西弁に便乗するくらいに必死になってね。
以上が5つの心得です。
それにしても就活の面接は楽しかったなあ!
偉い人が1人の学生のために話を聞いてくれるんですからね。
ありがたや。ありがたや。
【まとめ】1つの視点と5つのコツ
1.研究に関する説明では専門用語を使うな。
2.わからないことはわからないと言う勇気を持とう。
3.自信をもってハキハキと。アンサーファーストで。
4.面接は場数。とにかく数をこなせ。
5.相手も人間。キャッチボールを楽しんで。いっそ、楽しませるくらい。
最重要視点は
面接官が
「あなたと一緒に働きたい」
そう思うかどうか 。
ではまた
なぎ