どうも!映画大好きブロガーのなぎです。
映画「君の名は。」を観たあなたに向けて
新海誠監督の短編アニメーションを手短に紹介したい。
【短編映画】彼女と彼女の猫
あまり知られていないかもしれませんが、Wikipediaによれば短編映画は「映画監督の名刺代わり」と言われるほど重要な位置づけ。どんな有名映画監督であれ、最初は短編映画を製作する模様。君の名は。が大ヒットしている新海誠監督もその例外ではないようです。遡ること17年前の1999年、短編アニメーションを自主製作しています。
映像時間はなんと約5分。短いのでぜひご覧ください。
制作秘話?インタビュー記事も見つけたので
引用させていただきます。
目的は?―とにかく完成させる。
僕はもともとアニメーション業界でやってきたわけではなく、ゲーム会社に勤めているときに自主制作で作品を作りたくなって、それで作ったのが『彼女と彼女の猫』でした。働きながら作っていたので、『彼女と彼女の猫』については完成させること自体が大きな目的で、だいたい2ヶ月で作りました。5分弱の短い作品で、カット数も70~80カットですが、自分にとっては大きなハードルを越えた経験でした。映像制作をどこかで本格的に学んだわけではありませんが、自分が仕事をしながら身につけてきた技術で一応完結した映像ができたという、満足感と達成感があった作品です。彼女と彼女の猫 - 新海誠インタビュー【あにこれβ】
2ヶ月でこの映像を作ってしまうんですね...
凄いの一言に尽きる。
【感想】感動した。
映像を知っていただいた(観てくれた)だけで満足なので僕の感想なんてどうでも良いですが、それだけだとあれなので一応簡単に綴っておこうと思います。
これが映画『君の名は。』の原点なんだなあとしみじみと。そして何度も観たくなってしまう映像だと感じました。「感動した」だなんてものすごくチープな感想だけどご容赦ください。モノトーンなのに色鮮やかにみえてくるのはなぜでしょうか。映像制作を開始した当初から綺麗なタッチなんですね。コマの切り替えからくるテンポの良さと、台詞が少なくナレーションと映像で展開していく構成と、日常を生きることへの漠然とした気持ちを猫視点から的確に表現していることとが相まって、わずか5分間の映像にもかかわらず物凄く惹き込まれてしまいます。いや、5分だから惹き込まれたのかもしれない。短編映画だからこそ観る人たちを飽きさせない魅力があるのかな?やっぱり、この映像を2ヶ月で作っちゃうんだから凄いなあ...
【補足】小説→アニメになっているらしい
新海誠監督の短編映画が2013年に小説化されているようです。(参考:【小説】彼女と彼女の猫) 2015年にはアニメにもなっているようですね(公式HP:彼女と彼女の猫 -Everything Flows-)短編映画を原作に小説→アニメに発展していくなんてことがあるんですね。いやあ、凄い。
まとめ
新海誠監督作品「彼女と彼女の猫」を観てください。
『君の名は。』にも通じる監督の魅力がつまっているので。
実はここ数ヵ月、短編映画にハマっているんですよね。
...話が発散しそうなので今日はこの辺で。
後日、また記事にします。
ではまた
なぎ