読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なぎぶろ

社会人1年目の軌跡をありのままに綴る― 本の感想、おすすめの映画,英語/その他勉強法,おすすめしたい物/事/場所等,雑記スタイルでゆるく熱く更新していきます。2015年度末までは理系大学院生。

「リスクを取らないリスク」を自覚した。だって日本社会は資本主義だもの。

社会人1年目 読書

スポンサーリンク

伝えたいことはタイトルに尽きるかもしれない。

リスクを取らないリスクを読んだ感想を綴りたい。

この本は決して自己啓発本ではなく

経済(金融)の入門書だ。

 

 

【前提1】リスクを回避するのが人間

人間はリスクを回避したがる生き物である。

この記事で紹介する著書の中で再三登場するフレーズ。

僕はこのフレーズを本当に的を射た表現だと思いました。

だってリスクを取るのって嫌ですよね?

できれば回避したいものです。

 

でもそればっかりじゃあダメなんだ!

そんな気持ちにさせられます。

【前提2】ノーリスクノーリターン

もう一つ。著書の中で強調されていること。

リスクを取らなければリターンは得られない。

当たり前といえば当たり前なんですけどね。

掃除も何もしなければ部屋が散らかるのと同じだよなあ…

エントロピー増大の法則だよなあ…なんて思ったり。

  • リスクって何?
  • リスクを取るってどういうこと?
  • 具体的に僕らは何をすればいいの?
  • 資本主義における格差って何?
  • 金融危機ってどういうことが起きていたの?
  • 日本が借金しているっていうけどどうすればいいの?etc.

 

少しでも気になるキーワードがあれば

読んできっと役立つ著書になっています。

 

 

【ポイント1】経済の知識ゼロでもわかる

リスクを取らないリスク」という本は、正直なところタイトル買い(本の表題を見て惹かれ、手にとってサラッと読んだ結果、良さげだったので購入する行為のこと)でした。

f:id:koya-0263:20160630233546j:plain

ほらね?手に取りたくなるでしょう?

ボーナスは貯めるな!(by 諭吉)

(ふざけているのは帯だけです。)

読んでみると経済学を全く知らない僕でも十分に理解できる内容でした。アメリカニューヨークにおいて長い間ファンド会社を経営してきた著者の経験に基づく知見ですのでとても勉強になります。どうぞご安心ください。

 

皆さんが当然のごとく享受しているサービス(国防、警察、外交、公的事務など)は、そもそも世界水準から見ると当然ではない、と理解することが大切です。公的サービスに対して十分な税金が支払われていない(2014年の国の歳出96兆円に対して税収は約50兆円)ということになるから。国の借金はここから生まれているというわけなんですね。

著書より引用

当たり前じゃないんだ。こう考えることで、

税金に対する考えが少し変わった気がします。

【ポイント2】もはやリスクを取らないことがリスク

リスクを取らないという選択がリスクなんだ!ということを不思議なものでこの本を読むだけで実感できます。資本主義という社会構造をきちんと理解することができれば、これもきっと当たり前なんですよね。僕はまだなんとなくしかわかっていません。リスクを取る人(リスクテイカー)が評価されるのが資本主義の本来あるべき姿。(日本社会は必ずしも"リスクテイカー"が評価されるものではないことが問題だとも述べているけどね。)

 

スポンサーリンク

 

【ポイント3】著者がすごい

著者の堀古英司さんが凄い人だった。

ニューヨークに拠点を置く投資顧問会社、ホリコ・キャピタル・マネジメントL L C 最高運用責任者。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)為替資金部ドル・円ディーラー、部長代理、同ニューヨーク支店バイス・プレジデントを歴任した後、ニューヨークにてファンドマネジャーとしてヘッジファンドの運用に携わる。関西学院大学経済学部卒、ニューヨーク大学大学院(ビジネススクール)にて金融を専攻、経営学修士(MBA)。2006年、アメリカで最も優れたアジア系ビジネスマン50人の1人として、アジア・アメリカ・ビジネス賞受賞。テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」「ワールドビジネスサテライト」をはじめ、テレビやラジオに多数出演。著書に『リスクを取らないリスク』(クロスメディア・パブリッシング)。堀古 英司 プロフィール

リスクを取らないリスク

この本の印税は全額寄付する

ということが明記されていました。

カッコイイ...!!

 

【結論】リスクを取ろう!

投資と運用を通じて =(リスクを取って)

将来起こりうる金銭的な不安を減らそう!

=(リターンを得ようよ!)

本書の大筋はこれで間違いないと思います。投資に関しては、アメリカの株式に投資することが最適だという結論のようですが、そこは議論の余地がある気がします。ちょっと証拠が少ないかな?と。著書とはいえファンドの経営者(プロ)たるもの、手の内を教えるわけないですし、自社のお客さんにしたいですもんね。

 

著者の堀古氏は金銭面だけじゃなくて、人生を通じてリスクテイカーになろうよ!ということを淡々と伝えてくれています。そこが大きなポイントですね。どこか精神論のように聞こえてしまいますが、決してそんなことはありませんよ。

 

【まとめ】最後に

リスクを取らないリスクを認識して

リスクを取っていきましょう!

(リスクリスクってうるさいよね)

 

  • リスクって何?
  • リスクを取るってどういうこと?
  • 具体的に僕らは何をすればいいの?
  • 資本主義における格差って何?
  • 金融危機ってどういうことが起きていたの?
  • 日本が借金しているっていうけどどうすればいいの?etc.

 

 こんな人たちに届いてほしい名著です。

 

 

 

ではまた。

 

なぎ