映画「僕だけがいない街」を観てきたので
(基本的に)ネタバレなしでご紹介します。
ちょっとした評価!ですね。
映画の詳細な感想なんて聞きたくないでしょう?
評価(結論)を先に述べる
想像を超えて面白かった!
迷っているならぜひ観てほしい。
予告編だけを観たら駄作感があるんだけどね。
面白かった理由を綴っていきますね。
解説
三部けいによるミステリー漫画を、『ツナグ』などの平川雄一朗監督が映画化。自分の意志に関係なく時間が巻き戻る現象により18年前に戻った主人公が、記憶を封印していた過去の未解決事件と向き合い、時空移動を繰り返しながら事件の解明に挑む。主演は『カイジ』シリーズなどの藤原竜也、彼が心を開くきっかけを作るヒロインに『映画 ビリギャル』などの有村架純。そのほか及川光博、石田ゆり子らがキャスト陣に名を連ねている。シネマトゥデイ
あらすじ
パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟(藤原竜也)は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事件と母の死の関連に気付いた悟は、過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。シネマトゥデイ
5秒でわかる映画紹介
自分の意志とは関係なく過去と未来を行き来しながら、小学生の頃に起きた児童連続誘拐殺人事件の真相に迫っていくミステリー映画。「正義」を貫いた先に主人公が手にしたものとは―
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【高評価】 映画序盤の掴みが最高
上映5分程度で「リバイバル」を完全に理解させる、その掴みが僕は素晴らしいと感じました。わかりやすいし、何よりこの先どうなるんだろう?と思わせてくれる。終始ワクワク/ドキドキしながら食い入るように見ていました。掴みが最高!
【高評価】あっという間の2時間
見終わった後に、間延びした感じを受けなかったのは明らかに映画の展開がきっちりしていたからだと思う。緩急のあるストーリー展開にハラハラ/ドキドキが止まらなくなること間違いなし!
【高評価】泣ける
泣けます。子どもが活躍して助けちゃうシーンなんてジーンときました。僕が涙脆いからだと思うんですが、感動というより「うわあ…頑張れええぇ!」という親心に近い感情で涙している自分がいました。たまにはこういう涙もありだと思うのです。
【中評価】子役の演技が良い!
子役が主役の時間が半分くらいあるんですけど、その子たちの演技が素敵でしたよ。今後の活躍にも期待したいところ。
【中評価】 藤原竜也の演技
巷では大根役者と言われがちな藤原竜也さんですが、この映画では全くそんな印象を受けませんでした。僕は好き///。演技が上手になったのか、それとも元々そうなのか、そこら辺は議論の余地がありそうですが、この映画での彼の演技は間違いなく見どころの一つ。
【中評価】 有村架純の可愛さ
高評価にしたいけど、変態がバレちゃうから...ね。この映画を観てファンになりました。可愛すぎぃ!有村架純さんじゃなかったら、見どころが半減してしまうほどピッタリとハマった配役だったと思います。あの笑顔であんなこと言われたら…惚れてまうやろぉ!(あれ、これ誰かの決め台詞だったような…まあいっか。)
【低評価】ちょっと謎が残る
謎、というか腑に落ちないところがいくつかあります。書きませんけど。そういう意味では原作の漫画を読みたくなった!というか読みます。2時間で描き切れる範囲と考えると、この側面だけを見て映画全体に低い評価を付けてしまうのはもったいないような気がします。
【低評価】ラストの展開
映画のラストは原作に忠実なのかな?まだ原作を読んでいないからよくわからないけど、火曜サスペンスのような展開…といえばわかりますかね?全然納得できなかった。タイトル的にそうなるのかなあ?なんて思ったりもしていたけど、「え、こんな感じ???」ってハテナが三つくらいポポポポーンでした。そこまでが面白かったから良いんですけど、後味はあまり良くないかなあ!
原作と比較しちゃダメだ。
僕は原作を読んでいなかったからこの映画を楽しむことができたのだと思っています。なぜこんなにも面白かったのかと考えてみると「原作が魅力的だからだろう」というところに行きついたわけですね。正直なところ謎が残る部分もあるし、描写が雑でストーリーの展開を急ぎすぎている印象すらも受ける。2時間では原作の良さを十分描ききれていないんだろうなあ、と。だから、原作と比較しないでね。原作を知らない人にとっておもしろく感じるということは、まあ良い映画と言えるでしょ?原作ラブ☆という人はあまり期待せずに見るか、批判したいから見るか、別の映画をみたほうがいいかもよ。
原作と比較しちゃダメだ。
大事なことなので二度お伝えしておきます。
最後に
劇場で観てもそれなりに楽しめると思います。
原作と比較しなければ、ね。
映画→原作の順番のほうが
「僕だけがいない街」を楽しめるんじゃないですかね?
これから原作読もう!っと。
ではまた。
なぎ