クリストファー ノーラン監督最新作
『ダンケルク』をIMAXで観てきました。
ネタバレ(ほぼ)なしで評価・感想を綴ります。
さらっとふわっとした記事ですのであしからず。
- 面白い!
- IMAXすごすぎ(観ないほうが良い)
- 家で観る映画じゃない
映画館で観てほしい!
これだけ伝われば満足です。
- 【解説・あらすじ】実話ベースの戦争映画
- 【結論】面白い!家じゃなくて映画館で観て!IMAXは微妙。
- 【ネタバレ】観る前に知っておくべき「時間軸のしかけ」
- 【高評価】開始数分で世界に引き込まれた
- 【高評価】これが戦争だ。臨場感あるシーンたち
- 【高評価】陸・海・空が繋がり1つの映画に。
- 【低評価】ストーリー性(人間ドラマ)が皆無
- 【最後に】こんな人におすすめの映画です!
【解説・あらすじ】実話ベースの戦争映画
第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。監督は『インセプション』などのクリストファー・ノーラン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのトム・ハーディ、『プルートで朝食を』などのキリアン・マーフィ、『ヘンリー五世』などのケネス・ブラナーらが出演。圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる。シネマトゥデイ
クリストファーノーラン監督最新作!期待が膨らみますね。
- 制作国 :アメリカ合衆国
- 上映時間 106分
- 公開年:2017年
- 配給:ワーナー・ブラザーズ映画
- 監督/脚本:クリストファー・ノーラン
- キャスト:フィオン・ホワイトヘッド/トム・グリン=カーニー/ジャック・ロウデン/ハリー・スタイルズ/ケネス・ブラナー/マーク・ライアンス/キリアン・マーフィー/トム・ハーディ
1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する。シネマトゥデイ
40万人の兵士を救う史上最大級の救出劇!
『漁船・遊覧船約900隻を総動員』したという。
史実をもとに描いたド迫力映画。
戦争映画なのにとても新鮮でした。
テーマは『生きる(帰還)』
本映画は「生きる」ということがテーマ。
生きていることの尊さを感じられます。
緊迫した状況が物凄く伝わってくるので
本当にあっという間の106分でした。
緊張感で観ているほうが苦しくなってしまうほど。
【結論】面白い!家じゃなくて映画館で観て!IMAXは微妙。
先に結論をお伝えしておきます。
映画館で観ようかレンタルまで待とうか迷ってるなら
ぜひ映画館で観ることをおすすめします。
緊迫した状況を感じられるのは
臨場感あるシアターだからこそ。
目を背けたくなるような映画ではなく
思わず拳を強く握り締めてしまう。
そんな戦争映画です。
家でリラックスした状態で観ても
感じ方は全く違うと思います。
ただ僕の実体験をお伝えしておくと
IMAXでみたせいか迫力が凄すぎて
少し気分が悪くなりました。
【ネタバレ】観る前に知っておくべき「時間軸のしかけ」
映画を観るとすぐに出てくるので説明不要かな?なんて思うのですが、前知識として知っておけば見落としてしまってわけがわからない!なんてこともないと思うのでネタバレにはなってしまいますが...紹介しておきます。
わざわざ文字で表示させる必要ある?なんて思いましたが、この映画では時間軸がめちゃくちゃ重要なんですよね。
陸・海・空の3視点が別々の時間軸を持っています。
- 陸:1週間(one week)
- 海:1日(one day)
- 空:1時間(one hour)
陸上とか海上は夜になるのに、なんで空戦はずっと昼なの?
なんてことのないよう、覚えておいてくださいね(笑)
【高評価】開始数分で世界に引き込まれた
映画開始数分で、世界観に引き込まれました。
思わず「えっ?えっ?えっ」って声がでちゃうほど。
スピード感が最高でした。
ぶっちゃけ、帰りたくなりましたね。
クリストファーノーラン監督が実話を描いた戦争映画!
こんな前情報だけだったのですが
最後まで期待を裏切らない映画でした。
【高評価】これが戦争だ。臨場感あるシーンたち
陸・海・空ともに戦闘シーンの迫力がすごい。
どのシーンを切り抜いてきても緊迫した状況に
手に汗握ってしまいます。
まるで戦争を追体験しているかのよう。
リアルな戦闘シーンに魅了されること間違いなし。
空戦はハラハラ・ドキドキ。
「ブーン、ドドドドド」っていう音がね。
めちゃくちゃ怖いよね。
個人的には『海』が関係するシーンが最も恐怖でした。
迫りくる死への恐怖を追体験できます。
いろいろと調べてみると
クリストファー・ノーラン監督は
「CG嫌い」で有名らしい。
いやあ...すごい。
【高評価】陸・海・空が繋がり1つの映画に。
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戦争映画にもかかわらず、めちゃくちゃ新鮮でした。戦争そのものにフォーカスをあてているのですが、時間軸の異なる3つの視点でストーリーを紡ぐというところに新しさを覚えたんだと思います。細かく書くと完全にネタバレになってしまうので辞めておきますね。
【低評価】ストーリー性(人間ドラマ)が皆無
一切泣けなかったのはストーリー性がないからだと思う。
僕は映画を観ると泣きがちなんですが、本映画では一切感情が動かされませんでした。理由はおそらくストーリー性がないから。主人公含め、主要な登場人物の人間性にもう少しフォーカスをあててもよかったんじゃないかなあ?と思いました。戦争のリアリティを追究しているからそこにストーリー性を持たせてしまうと、伝えたいことがボヤけてしまったり、「お涙頂戴」みたいになってしまうことを危惧したんですかね。
そういうコンセプトの映画なんでしょう。
感情が大きく動かされることがなかった。
ここだけは残念でした。
それを差し引いても面白かったけど!
【最後に】こんな人におすすめの映画です!
- ありふれた戦争映画に飽きている人
- 第二次世界大戦を知りたい人
- 戦争を追体験したい人
- ハラハラ・ドキドキが好きな人
- クリストファーノーランが好きな人
- 久しぶりに映画館に行く人
「映画館で観るからこそ面白い映画」
だと思うので久しぶりに映画館にいこうかな?
そんな人にこそ観てほしいですね。
ただデートで観る映画ではない気がするなあ。
仕事帰りにふらっと。
これが最高。
あなたも素敵な平日になりますように。
ではまた
なぎ